勉強は教わるもの？
塾に行ってたくさん授業を受ければきっと成績が上がるはず・・・
そう思って塾に入る方はとても多いと思います。
もちろん、学校の授業だけでは十分に理解できずテストで思うような結果が出せないときは、教え方が上手な塾の先生に教わって成績が急激にアップすることもあるでしょう。
しかし、長い目で見ますとそれだけでは成績の上昇に限界があります。学校のテストで良い点数を取るために必要なことをすべてマンツーマンの個別指導や家庭教師で教えてもらおうとしますと莫大な費用と時間を要します。
それ以上に弊害が大きいのが「受け身」の姿勢が染みついてしまうこと。必要なことは周りの大人がすべて教えてくれるという環境にどっぷり浸かってしまいますと、高校進学後に非常に高い確率で伸び悩みます。高校や大学、そして社会人になってからでの勉強は「自学自習」がメインとなり、仮に塾や予備校に行くとしても、わからないところを質問したり、授業を受けたりすることが目的となるからです。
そもそも勉強って、自分がわからないところを、自分なりにいろいろ調べながら、苦労して「わかった！」という状態になるところが一番楽しいのだと思います。全部、手取り足取り教えてもらう勉強って、面白さは半減ですよね。
当塾では、「受け身の勉強」から卒業し、「自らつかみ取る姿勢を身につけていただく」ことも重要な教育目標としております。
その結果、当塾の卒業生は非常に評価の高い大学に進学したり、立派な企業に就職したりしておりまして、風のうわさで卒塾生の進路を聞きますと「当塾が開校以来貫いている指導方針は間違ってはいなかったのかな」と思うことが多いです。