マイウェイの高校部は、マイウェイの中学生クラスを卒業した方限定のコースです。悪しからずご了承ください。
4月から憧れの志望校に通う日々が始まりますね。
新たな希望を胸に充実した3年間を過ごしてください。
これから高校に入学する皆さんにこのようなことをお伝えするのはいかがかと思いながら、「そんなの知らなかった・・・」、「だったら最初からもっと頑張ったのに・・・」ということにならないよう、3年後の大学入試の現実についてお知らせしておきます。
皆さんの友達に、公立中学に行かずに私立の中高一貫校に進学した人がいますよね。
その人たちが今どんな勉強をしているか知っていますか。
数学は、速い学校ですともう高校2年生の内容を相当なハイレベルで進めています。
おそらく高2の途中で高校3年分の学習が終わるでしょう。
また普通の速さの学校でも高1の内容を進めていて、遅くとも高2の終わりには高校3年分の学習が終わります。
皆さんが晴れて入学する今年の4月の段階で、それらの人たちと少なくとも1年、トップ校の生徒とは2年近くの差が開いています。
英語も毎週のように英単語や基本例文の小テストを受けながら、大量の英文を読み込む学習をしています。英検2級もサッサと取ってしまいます。
そして私立中高一貫校生は、遅くとも高3の初めから完全に受験勉強に専念しますので、一般入試で難関大学、上位大学に現役合格していきます。
公立中学から高校に進んだ皆さんは、そのような人たちと3年後の大学受験で競わなければなりません。
一般入試で現役合格するには、上記、私立中高一貫校の人たちに追いつかなければなりませんので、どれだけ大変なことか、容易に想像できるかと思います。
東大や旧帝大、国立医学部、早慶などの難関大学はそもそも年内入試の定員枠が少なく、一般入試で突破することを前提に、高校入学後から計画的に勉強する必要があります。体力消耗の激しい運動部と両立しての学習は相当な困難を伴います。 部活に入らない、あるいは週2~3回しか活動しないゆるい部活に所属して、高校入学後から予備校通いするか、スタサプ・東進オンライン自宅学習コースなどのツールを使って高いレベルで学習し、高1の段階から駿台全国模試などのレベルの高い模擬試験を受けて自分の学力を定期的にチェックしながら学習を進めましょう。
一方で近年の大学受験では、指定校推薦や総合型選抜という「年内入試」で進学先を決める人が半数以上になっています。年内入試は学力試験が課されず、それまでの通知表と小論文、面接などで合格者を決めます。
マイウェイでは、私立中高一貫校生と競う一般入試ではなく、高1から定期テストを頑張って、指定校推薦や総合型選抜などの年内入試で大学に進学することをお勧めしています。そのほうが文武両道のバランスの取れた、充実した高校生活を送れるからです。また、塾長・金子は前職の企業の人事部のときに新卒採用の面接を数千人と行ってきた経験上、民間企業では、勉強だけでなく部活動やボランティア活動、アルバイトなどを通じて様々な困難や課題を乗り越えてきた人のほうが活躍できると考えています。
(もちろん相当な高水準の学力がないと就けない職業もありますし、部活動をやらずに勉強に専念することを否定するわけではございません。)
勉強と部活動をどちらも頑張りながら、3年後には希望の進路に進むためには、高校1年の1学期からスタートダッシュで好位置をつかみ、それをキープすることが非常に重要になってきます。(皆さんは中学校時代に、一度勉強がわからなくなり、それを取り戻すのがどれだけ大変かいやというほど味わっているので、良くお分かりかと思います)
もし高1の1学期でスタートダッシュに失敗すると、指定校推薦を取れるレベルの成績に戻すのは、部活を辞めて勉強に専念するなど、かなりの努力を強いられます。
「学年1位」って、無理に決まってるじゃん
そう思っていませんか。
良し悪しは別として、高校にはあなたと同じような学力の生徒さんが集まってきていますので、頑張れば学年1位も不可能ではありません。逆に中学校の時のように、常に学年最下位争いをしているような学力の低い生徒さんもいませんので、周りに流されてサボっていると本当に学年最下位に落ちてしまいます。
マイウェイでは、皆さんが3年後の大学進学の際に年内入試で希望の進路に進めるよう、マイウェイ高校部で勉強のサポートをしております。
3月以降もマイウェイで学習を継続されることをお勧めしておりますが、高校に入って様子を見てから・・・とお考えの生徒さん、保護者様も多いかと存じます。
当塾では一度卒塾された生徒さんもいつでも戻ってこられますので、お困りの状況になるようでしたら、いつでもご相談ください。(ただし、繰り返しになりますが、相当に学力が落ち込んでしまいますとそこから指定校推薦を取れる位置まで戻すのは相当な努力が必要ですし、無理な場合もございます。)
仮に指定校推薦を取れない場合は、一般入試で上述した私立中高一貫校の人たちや、公立高校でも高1の最初から高い意識で頑張る人たちと競わなければならなりません。ですから第一志望校の合格を勝ち取るには、部活動に入らないか、緩めの部活に所属して、高1から予備校に通ったり、毎日学校の図書室で居残り勉強したりする必要があります。
勉強だけの高校生活にしない、でも大学進学は妥協せず自分の行きたいところに行くためにも、(成績が下がってから駆け込むのではなく)部活の帰りに毎日ちょっとずつでも勉強する習慣をマイウェイ高校部で継続されることをお勧めします。
「高校の勉強はとりあえず塾なしで、自分の力で頑張ってみる」ということで卒塾される生徒さんも、万一、成績が下がってしまい「やっぱり自分の力だけでは無理だ」と思われましたら、なるべく早めにマイウェイ高校部に戻ってきてください。
マイウェイ高校部の詳細はすでに書面にてご案内しておりますが、再度のご案内が必要な方はお気軽にお問い合わせ下さい。