【成績が上がれば、それで万事OK!?】

ここ2週間は成績を上げることについて取り上げてきましたが、成績が上がりさえすればそれでOK!なのでしょうか。
学校の定期テストは特定の期間内に学校で習ったことをどれだけ覚えているか、「暗記力」を計る試験となっています。
模擬試験も、定期テストほどではありませんが、まだまだ「暗記力」を問う問題が大半です。
(徐々に資料から傾向を読み解く問題や、実験や観察の意味や目的、結果から導き出せる考察を問う問題が増えつつありますが・・・)

学校の教育やテストは旧態依然としているのに、現実社会は想像を絶するスピードで変化しています。
私自身がもし今、小学生や中学生だとしたら、将来のことはわからな過ぎて想像すらしないかもしれません。
コンピュータやAI(人工知能)が発達し、人間がやっていた仕事がどんどんなくなりますので、今現在、目標にしている職業がなくなる可能性も多分にあります。
東大の入試に合格できる受験ロボットの完成も間近です。そうすると一生懸命暗記して他人よりも得点することの意味を見いだせなくなるかもしれません。
このように見通しが効かない世の中を生きていく現代の子供たちが、希望をもち勇気出して進んでいくために、私たち大人は暗記力=テストの点数「だけ」を子どもに求めることはやめたほうがいいと考えております。

今後の教育の方針として文部科学省は「暗記力は当たり前。これからは暗記した知識を使った思考力、判断力、利害関係調整力が求められる時代となるので、そのような能力を備えた人材を育成できる教育に変えていく」と言っています。
これはこれで正しいのかもしれませんが、暗記力には個人差もあります。
ですから当塾では次のように考え、日々の指導に当たってまいります。

・知識を覚えることは大切です。ですから、自分の暗記力の限界まで挑戦し、定期テストでできる限り得点し、成績を上げることを目指します。
・しかし、全部を暗記できる人はごく一部の暗記の天才に限られますし、知識はクラウド上や専門家の頭脳の中に存在しています。それを前提にして、「知識を見つける方法」、「知識を得るまでの過程」も大切にします。
・今後ますます求められる「思考力」「判断力」を鍛えるために、日々の学習においては「何を優先すべきか」、「弱点を克服するには、どのように工夫すべきか」を常に生徒自身に考えさせる
ようにして、自立を促してまいります。

「自ら学び、自ら考え、自ら行動する」「将来は、自分で稼いで飯を食っていける」
生徒さんがそういう大人になれるように、微力ながらお手伝いできればと考えております。



★所在地

〒362-0074

上尾市春日2-2-2 2F

(ペットの東葛さんの2Fです)

  

★授業

平日(月~金)16:30~21:30

塾長コラム
塾長コラム
個別指導塾マイウェイ塾内生専用

リンク集

当塾は漢検協会認定準会場です
当塾は漢検協会認定準会場です
生徒ログイン用
生徒ログイン用